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【メールマガジン】映像機器システム社メルマガ12月分

皆様こんにちは、映像機器通信メルマガ配信担当、佐分利です。

今年はラニャーニャ現象で西日本東日本の日本海側は大雪が予想されており2019年の大雪のようにならないことを願うばかりです。
それではお時間のある時にお読みいただければ幸いです。
今月は、福岡営業所中村、名古屋営業所小西、内藤の3名からのご案内です。

福岡営業所 中村です。

デジタルオーディオ技術の進化について
1980年代CDが登場し、僅か10年ほどの期間で、旧来のアナログオーディオメディアを抜き去りデジタルメディアがオーディオメディアシェアのトップとなります。
一方、コンサートなどの音響の業界では早くからデジタルミキサーを始めとしたデジタル機器が登場してはいたものの、付随機器としての使用に止まり、基幹となる部分のデジタル化はあまり進んでいませんでした。

しかし、ここ20年ほどの間で急激にデジタルオーディオに関する技術が向上し、現場での使用に耐えうる機器が登場した為、デジタル機器を主としたシステムで運用されるようになりました。
また、処理能力の向上により、これまで多くの専用機器によって構成されていた音響システムが、今や少数の機器で対応できるほど性能が向上しています。
このような技術の進化に伴い、映画用のオーディオプロセッサーも新製品が発売されるごとに著しい進化を遂げ、その変化は機器を付け替えるだけで実感できます。
そして、現行機種ではこれまで外部機器に任せていた処理を一台で完結させることが可能です。
DCPへの本格的な移行から10年ほど経ち、劇場のオーディオプロセッサーやアウトボードは経年劣化や接触不良などのトラブルの危険性が高くなっていると思います。
プロセッサーを含めた音響機器の更新は、比較的安価でありながらも、スクリーンサイズに関係なく音の面から上映品質の向上が可能です。
旧型の製品をご使用、もしくは音響システムに不安がございましたら、弊社スタッフへ是非ご相談ください。

名古屋営業所 小西でございます。

近年のコロナ渦で新たな生活リズムが生まれてきたかと思います。
そこで今回は【ハイブリッド型配信】についてご紹介させていただきます。
昨年は配信を利用して、人を集めずに開催するセミナーや式典、ライブが主流となりました。
それに伴い、配信のプラットフォームも拡大し、Youtube、ZOOMだけではなく、remoやVimeoなど実施する内容に合わせたプラットフォームが確立していきました。 配信を利用しての参加で、移動など時間が取れず参加できなかったものに参加できるようになった、コスト削減に繋がった、コロナにかかるリスクを削減できたなど、メリットのある意見がございました。
ただし、配信では会場の臨場感が味わえない、パソコンの利用が苦手である、通信環境が良くないなどのデメリットな意見も生まれてきました。
そこで双方の意見を取り入れたハイブリッド型配信が現在では主流となってきております。
ハイブリッド型とは、従来の対面型と現代の配信型を組み合わせたものとなります。
ハイブリッド型のイベントも現在は様々な工夫を行うことで、配信視聴者へより臨場感のあるご視聴をしていただくことも可能となります。

例えば、会場内にカメラ複数台、マイクも同様に設置し、実際に来場したような臨場感のある雰囲気をお届けすることができます。
また、双方向のプラットフォーム利用で配信視聴側からの音声を会場に届けたり、チャットを利用し、会場内スクリーンに視聴者様の意見を映し出すことも可能です。
その他にも、拠点が違う会場(例えば、東京、大阪、福岡、札幌会場など)を繋ぎ、各会場でのやり取りを配信プラットフォームを使うことで可能とし、まとめた映像音声をご自宅から視聴されている方へお送りすることが可能となります。
弊社ではご希望に沿ったハイブリッド型配信プランをヒアリングし、ご提案することが可能です。
また、会議室などでの定期的に開催したいというご要望に沿った形での機材選定、販売、施工まで一括して行うことが可能です。
ご検討の際には弊社へお気軽にお問い合わせください。

お世話になっております。名古屋営業所 内藤と申します。

前半は映画ファンの皆様へ。後半はシネマ関係者に向けてのお便りです。
仕事柄、スクリーンと反対側の映写窓の向こう側にある映写室へお邪魔する事もしばしば。 関係者以外は知り得ないそこは暗黒の世界。
映画が大好きで個性豊かな支配人や映写担当、スタッフの方々。
その映画館が歩んで来た時間を物語る本や雑誌、様々なチラシやポスター。ドライバーやペンチなど工具達、手作りの棚だったりや手書きマニュアルだったり。活躍の機会は減ったものの万全の体制でその時を待つフィルム映写機。
そして休む間もなく動くプロジェクターや音響設備達。
そんな人々や機械達が映写窓の向こう側で、映画ファンの皆様の後ろ姿を一喜一憂しながら見守っています。

外出しにくい日々もありました。
映画館は万全の対策で、安心して映画をご鑑賞いただける場所と時間を提供してくれます。
さあ、映画館へ行こう!

さて、ここからはシネマ関係者の皆様へのお便り。
このお便りを読んで頂いた映画ファンは、映画が始まる前に振り返り、映写窓の向こうの人々や機械達に思いをはせます。
そして映画が終わった後、次の再会に期待するはすです。たぶん。
その期待に応え、時には期待を超える感動を届けなきゃ!ですよね。
映写窓の向こう側の更にその後ろで、私たち映像機器システム社がバックアップします。どんな事でもまずはお声かけ下さい。
お待ちしております。

追伸 11月20日にリニューアルオープンした福井コロナシネマワールド様cinema10のDolby Atmosは弊社施工です。
詳しくは次号で名古屋営業所 尾崎よりお便りがあります。
乞うご期待!!