【EKS通信2024年11月号】映像機器システム社メールマガジン
平素は大変お世話になっております。映像機器システム社メルマガ配信担当の渡邊です。
今日は東京のチームがあるイベント会場でLEDディスプレイの設営をしています。イベントには設営側も参加される方も過ごしやすい季節になりました。200インチの大きさのLEDを設置してイベント気分を盛り上げていきます。
さて、今月は東京の金子からイベント企画について、あつぎのえいがかんの金木より映画館音響について、大阪の新居より披露宴の音響オペレーターについて、名古屋の山内よりHDRについての文章となります。お時間のある時にお読みいただけると幸いです。
映像機器システム社 東京営業所の金子です。 イベントの企画制作を担当しております。 弊社の本業であるシネマシステムインテグレータで培ったノウハウと、長年イベント業界で経験を積んだイベント専門スタッフが融合することで、他社では対応が難しい形の案件でも企画から運営までトータルプロデュースいたします。 今回はイベントの企画について話させていただきます。良い企画というのは、今までにない発想から生まれる新しいものとお考えの方が多いのですが、実際に効果が高く評価が高い企画というのは既存のアイデアの精度を高めたり、今までの考え方を発展させて改善したものが良い企画だったりするのです。 もちろん全く新しい視点での企画、提案という要素が加われば、さらに企画を高める事はできるのですが、本質的にはネガティブな要素をしっかりとケアして実施するための精度を高めるといった、地味な作業の優先度が非常に高いのです。そしてしっかりとしてイベントの計画を作成し、そこに新しい発想や手法が加わったときに、本当に良いイベントが完成します。 つまり良いイベント企画を作り上げるためには、豊富な経験と新しい発想アイデアがあわさりイベント実施に向けて細かいところまでの精度を高めていくことが必要です。弊社では、入社すぐの新人からイベント業界数十年のベテランまでがタッグを組みお客様に適切な提案を行い、その実施までお手伝いをしております。 なにかお困りのことがございましたら、是非、映像機器システム社までご相談ください。クライアント様と共に解決策を見つけ出し、良いイベントを実施するお手伝いが出来れば幸いです。 よろしくお願いいたします。
各種イベント会場で大画面の映像を使った展示・演出が増えています。 映像・音響機器のプロフェッショナル 映像機器システム社が、LEDビジョンのレンタルについてコンサルティングから電気工事、設置・調整までワンストップでお手伝い致します。 ビジョンサイズ:200インチ 高精細 2.9ミリピッチ 屋内・屋外兼用 屋外イベントでもクリアな映像 専用スタンドを利用、通常およそ3時間で設置が可能 レンタル価格:1日50万円(税別)~ *2日目からの追加費用10万円/日 *200Vの電源が必要となります。電源工事も弊社にお任せください。 *ご利用場所が東京都以外の場合は別途交通費を申し受けます。
秋の涼しさを感じる季節になり、日中と夜間の寒暖差も激しく、体調を崩しやすい時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 あつぎのえいがかんkikiの金木です。 最近、SNS(X)や直接のリクエストで「〇〇を驚音で上映してほしい」というお声を多くいただいておりました。いつも貴重なご意見をありがとうございます。あつぎのえいがかんkikiでは、驚音上映が好評をいただいておりますが、あえて驚音を行わない作品もございました。それは、音がぼやけてしまう作品や、元々の音響バランスが通常上映の方が適している作品、低音が強調されすぎてしまう作品などです。逆に、一見驚音上映に合わなそうな作品でも、実際には驚音の効果が活かされる場合もありました。 例えば、先日まで上映していた『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』は、通常上映も驚音上映もどちらも素晴らしい音響体験となったため、両方の上映を行いました。また、『セッションマン ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男 』、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 』、『ジガルタンダ・ダブルX』も当初驚音上映を検討していましたが、最終的には通常上映の方が最適だと判断し、通常上映を行いました。 特に音響調整は、映画館における体験の質を大きく左右します。映画ごとに適した音響バランスを見極め、過度な低音や音のぼやけを防ぐことは、作品の魅力を最大限に引き出すために不可欠です。 あつぎのえいがかんkikiでも、音響の専門スタッフが細やかな調整を行い、お客様に最高の映画体験を提供できるよう努めております。皆様におかれましても、定期的な音響調整や機器メンテナンスをしてみてはいかがでしょうか これからも、映画館ならではの特別な体験を提供し続けるために、引き続きあつぎのえいがかんkikiをよろしくお願いいたします。
こんにちは、大阪営業所の新居です。 気づけば入社して1年半程経ちました。今からちょうど1年前…入社半年の頃と比べると1人で出来ることが多く、自分もちゃんと成長しているんだな〜と感じる今日この頃です。 さて、前回はホテルの照明を中心に書きましたが、今回はホテルの披露宴の音響オペレーターについて書きたいと思います。披露宴という、一生に一度の思い出になるその場所を音響オペレーターは音楽を使って彩ります。新郎新婦様の好きな歌、思い出の曲。乾杯はこの曲にしたいな。サビから流したいな!そんなたくさんの想いが詰まった曲を場面ごとに1つ1つ大切に再生していきます。 もちろん準備段階から念入りなチェックや打ち合わせ、本番想定しての練習は行いますが、当日の披露宴は曲をかけるごとに緊張します。そんな緊張に打ち勝って、とてもいいタイミングで音出しをした時、司会者さんの盛り上げの言葉と音楽の盛り上がるところのタイミングが揃ったときはとても嬉しく、日々の練習の甲斐やオペレーターの楽しさを感じます。 貴重なお時間をいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
名古屋営業所の山内です。 皆さんはHDRとは何かご存知でしょうか。HDRとはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称です。人間が知覚できる明るさをダイナミックレンジといい、現在映画館で上映している作品はSDR(スタンダードダイナミックレンジ)で作成されています。HDRと従来のSDRの違う点はどこなのかといいますと“明るさ”です。 SDRとHDRの明るさを比較すると、従来のSDRの表示できる最大輝度が1,000cd /㎡であるのに対して、HDRは表示できる最大輝度がSDRの100倍、100,000cd /㎡もあります。(ちなみに肉眼の場合は1,000,000,000,000 cd /㎡まで知覚することができます)これによりHDRは明るい映像や暗い映像でも明暗をはっきりと表示し、より肉眼で見る景色に近い陰影を映し出すことができます。 シネマ用プロジェクターの製作と販売を行っているバルコのHDR用シネマプロジェクター『HDR LS4K-P』は、特許取得済みのライトステアリングテクノロジーに基づいており、画面上に光を戦略的に再分配して従来の投影の 6 倍以上のハイライトを生成すると同時に、より深い深み、明瞭さ、および範囲によって暗部の豊かなディテールを表現します。 HDR作品として『トランスフォーマー/ONE』『The Wild Robot』『JOKER: FOLIE À DEUX』などをプレミアム・スクリーンで上映していますが、現在はアメリカのみの上映となっています。日本で見られるようになるのが、待ち遠しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
映像機器システム社 東京営業所の金子です。 イベントの企画制作を担当しております。 弊社の本業であるシネマシステムインテグレータで培ったノウハウと、長年イベント業界で経験を積んだイベント専門スタッフが融合することで、他社では対応が難しい形の案件でも企画から運営までトータルプロデュースいたします。 今回はイベントの企画について話させていただきます。良い企画というのは、今までにない発想から生まれる新しいものとお考えの方が多いのですが、実際に効果が高く評価が高い企画というのは既存のアイデアの精度を高めたり、今までの考え方を発展させて改善したものが良い企画だったりするのです。 もちろん全く新しい視点での企画、提案という要素が加われば、さらに企画を高める事はできるのですが、本質的にはネガティブな要素をしっかりとケアして実施するための精度を高めるといった、地味な作業の優先度が非常に高いのです。そしてしっかりとしてイベントの計画を作成し、そこに新しい発想や手法が加わったときに、本当に良いイベントが完成します。 つまり良いイベント企画を作り上げるためには、豊富な経験と新しい発想アイデアがあわさりイベント実施に向けて細かいところまでの精度を高めていくことが必要です。弊社では、入社すぐの新人からイベント業界数十年のベテランまでがタッグを組みお客様に適切な提案を行い、その実施までお手伝いをしております。 なにかお困りのことがございましたら、是非、映像機器システム社までご相談ください。クライアント様と共に解決策を見つけ出し、良いイベントを実施するお手伝いが出来れば幸いです。 よろしくお願いいたします。
各種イベント会場で大画面の映像を使った展示・演出が増えています。 映像・音響機器のプロフェッショナル 映像機器システム社が、LEDビジョンのレンタルについてコンサルティングから電気工事、設置・調整までワンストップでお手伝い致します。 ビジョンサイズ:200インチ 高精細 2.9ミリピッチ 屋内・屋外兼用 屋外イベントでもクリアな映像 専用スタンドを利用、通常およそ3時間で設置が可能 レンタル価格:1日50万円(税別)~ *2日目からの追加費用10万円/日 *200Vの電源が必要となります。電源工事も弊社にお任せください。 *ご利用場所が東京都以外の場合は別途交通費を申し受けます。
秋の涼しさを感じる季節になり、日中と夜間の寒暖差も激しく、体調を崩しやすい時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 あつぎのえいがかんkikiの金木です。 最近、SNS(X)や直接のリクエストで「〇〇を驚音で上映してほしい」というお声を多くいただいておりました。いつも貴重なご意見をありがとうございます。あつぎのえいがかんkikiでは、驚音上映が好評をいただいておりますが、あえて驚音を行わない作品もございました。それは、音がぼやけてしまう作品や、元々の音響バランスが通常上映の方が適している作品、低音が強調されすぎてしまう作品などです。逆に、一見驚音上映に合わなそうな作品でも、実際には驚音の効果が活かされる場合もありました。 例えば、先日まで上映していた『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』は、通常上映も驚音上映もどちらも素晴らしい音響体験となったため、両方の上映を行いました。また、『セッションマン ニッキー・ホプキンズ ローリング・ストーンズに愛された男 』、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ 』、『ジガルタンダ・ダブルX』も当初驚音上映を検討していましたが、最終的には通常上映の方が最適だと判断し、通常上映を行いました。 特に音響調整は、映画館における体験の質を大きく左右します。映画ごとに適した音響バランスを見極め、過度な低音や音のぼやけを防ぐことは、作品の魅力を最大限に引き出すために不可欠です。 あつぎのえいがかんkikiでも、音響の専門スタッフが細やかな調整を行い、お客様に最高の映画体験を提供できるよう努めております。皆様におかれましても、定期的な音響調整や機器メンテナンスをしてみてはいかがでしょうか これからも、映画館ならではの特別な体験を提供し続けるために、引き続きあつぎのえいがかんkikiをよろしくお願いいたします。
こんにちは、大阪営業所の新居です。 気づけば入社して1年半程経ちました。今からちょうど1年前…入社半年の頃と比べると1人で出来ることが多く、自分もちゃんと成長しているんだな〜と感じる今日この頃です。 さて、前回はホテルの照明を中心に書きましたが、今回はホテルの披露宴の音響オペレーターについて書きたいと思います。披露宴という、一生に一度の思い出になるその場所を音響オペレーターは音楽を使って彩ります。新郎新婦様の好きな歌、思い出の曲。乾杯はこの曲にしたいな。サビから流したいな!そんなたくさんの想いが詰まった曲を場面ごとに1つ1つ大切に再生していきます。 もちろん準備段階から念入りなチェックや打ち合わせ、本番想定しての練習は行いますが、当日の披露宴は曲をかけるごとに緊張します。そんな緊張に打ち勝って、とてもいいタイミングで音出しをした時、司会者さんの盛り上げの言葉と音楽の盛り上がるところのタイミングが揃ったときはとても嬉しく、日々の練習の甲斐やオペレーターの楽しさを感じます。 貴重なお時間をいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
名古屋営業所の山内です。 皆さんはHDRとは何かご存知でしょうか。HDRとはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称です。人間が知覚できる明るさをダイナミックレンジといい、現在映画館で上映している作品はSDR(スタンダードダイナミックレンジ)で作成されています。HDRと従来のSDRの違う点はどこなのかといいますと“明るさ”です。 SDRとHDRの明るさを比較すると、従来のSDRの表示できる最大輝度が1,000cd /㎡であるのに対して、HDRは表示できる最大輝度がSDRの100倍、100,000cd /㎡もあります。(ちなみに肉眼の場合は1,000,000,000,000 cd /㎡まで知覚することができます)これによりHDRは明るい映像や暗い映像でも明暗をはっきりと表示し、より肉眼で見る景色に近い陰影を映し出すことができます。 シネマ用プロジェクターの製作と販売を行っているバルコのHDR用シネマプロジェクター『HDR LS4K-P』は、特許取得済みのライトステアリングテクノロジーに基づいており、画面上に光を戦略的に再分配して従来の投影の 6 倍以上のハイライトを生成すると同時に、より深い深み、明瞭さ、および範囲によって暗部の豊かなディテールを表現します。 HDR作品として『トランスフォーマー/ONE』『The Wild Robot』『JOKER: FOLIE À DEUX』などをプレミアム・スクリーンで上映していますが、現在はアメリカのみの上映となっています。日本で見られるようになるのが、待ち遠しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。