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【EKS通信2025年11月号】映像機器システム社メールマガジン

平素は大変お世話になっております。映像機器システム社メルマガ配信担当の篠原です 。

「チェンソーマン」の映画を見てきました。ド迫力な戦闘シーンや場面に合わせた挿入歌やBGMなどの雰囲気づくり、声優さんの演技といったところがとても作品にマッチしており、最初から最後まで満足感のある映画でした。時間があればもう一度見に行きたいです。 さて、今月は東京営業所の渡邊より映画館の上映自動制御について、名古屋営業所の尾崎よりCP950の紹介、東京営業所の金子より効果的なイベント企画立案についての文章となります。お時間のある時にお読みいただけると幸いです。


東京営業所の渡邊です。
今回は映画館の上映自動制御について書きます。 映画館で映画がスタートする時、客席内の照明がだんだん消えてゆき、避難誘導灯が消え、本編が始まるときにはすべての照明が消えていることにお気づきかと思います。また、バリマスク(スクリーンの画角を変更する幕)が予告編と本編の間に動く劇場も中にはあります。エンドロールが終わり、映画がすべて終了した後には照明が明るくなり、避難誘導灯も点灯されるという流れになっています。音量も予告編の時は小さめに、本編は迫力の音量という風に切り替えることがほとんどです。
これらをすべて人の操作により行うととても大変なので、デジタルシネマ再生プレーヤーにはこれらを自動的にコントロールする機能が備わっています。映画上映は概ねシネアド→予告編→本編という順番で再生されますが、これらをつなげて再生するプレイリスト機能があり、良いタイミングでそれぞれの指令をプレイリストに登録しておき、照明や避難誘導灯、バリマスク、オーディオプロセッサーに信号を送信し、それぞれが自動で動く仕組みです。コントロール方法は接点制御やLANのコマンドなどを使います。この機能と、スケジュール再生機能を使用して、朝プロジェクターや音響機材の電源を入れた後は、夜の上映終了まで全自動で動いています。映写室でそれぞれの映画上映のために人が操作をすることはほぼなくなっています。人がやることは、上映データの取り込み、プレイリスト作成、テスト上映、スケジュール設定などに限定されています。
映画館運営で自動化しきれていないなどお困りでしたら、お手伝いできることがあると思いますので、お声がけください。
名古屋営業所の尾崎です。
映画館では現在、従来のキセノンランプを使用したプロジェクターからレーザー光源プロジェクターへの機材更新が進んでいっています。同じように、映画館の音に関する心臓部となるシネマプロセッサーの機材入替を行うことも最近増えています。今回は、弊社で取り扱っているDolby製シネマプロセッサーCP950の実際に現場で活用している機能をいくつかご紹介します。現在、CP650やCP750などの機材をご使用されており、機材更新を検討されている方のご参考になれば幸いです。
・ブースモニタースピーカーを本体に内蔵
既存のモニタースピーカーが故障している場合でも映写室内で音声のモニタリングが可能となります。
・内蔵クロスオーバー設定が使用できる。
特に大きな劇場のスクリーンスピーカーには、チャンネルデバイダーという機器でクロスオーバーを設定して2wayや3wayのスピーカーを使用していることがあります。近年、このチャンネルデバイダーが、各映画館様で経年劣化により故障や起動不良となり、上映に支障をきたす事例が発生しています。
この際に、CP950であれば内蔵のクロスオーバー機能を活用することで既存のチャンネルデバイダーを介さずに、スクリーンスピーカーを鳴動させることが可能です。
・EQ設定やプリセットを複数作成でき、使い分けができる。
CP950本体には複数個のEQ設定ファイル(音響調整データ)を作ることができ、またプリセットも複数個を作成して上映ごとに使い分けることができます。例えば、この機能を活用し、特定の上映スケジュール時や特定の作品特定の上映形態によって通常の調整時よりサブウーファーやサラウンドを大きくしたり、重低音を通常より効かせたりといった設定の変更が劇場様でも容易に行えます。
・センターチャンネルのバイパス機能搭載
映画の上映にとって、人のセリフなどが出力されるセンターチャンネルのスピーカーやパワーアンプの故障や不具合は致命的です。特にスピーカーが故障した場合は、短時間での復旧は困難です。その際に、このセンターチャンネルのバイパス機能を使用すれば、本体画面の操作のみで一時的にセリフなどのセンタースピーカーから本来鳴る音声を左右のスピーカーに自動で割り振ることができ、応急的に上映可能な状態にすることができます。  
もし現在ご使用の音響機材について何か気になることがございましたら弊社にご相談ください。
お客様に合った最適なご提案をさせて頂きます。
各種イベント会場で大画面の映像を使った展示・演出が増えています。
映像・音響機器のプロフェッショナル 映像機器システム社が、LEDビジョンのレンタルについてコンサルティングから電気工事、設置・調整までワンストップでお手伝い致します
●ビジョンサイズ:200インチ
●高精細 2.9ミリピッチ
●屋内・屋外兼用 屋外イベントでもクリアな映像
●専用スタンドを利用、通常およそ3時間で設置が可能
●レンタル価格:1日50万円(税別)~
※2日目からの追加費用10万円/日
※200Vの電源が必要となります。電源工事も弊社にお任せください。
※ご利用場所が東京都以外の場合は別途交通費を申し受けます。
映像機器システム社 東京営業所の金子です。イベントの企画制作を担当しております。
弊社の本業であるシネマシステムインテグレータで培ったノウハウと長年イベント業界で経験を積んだイベント専門スタッフが融合することで 他社では、対応が難しい形の案件でも企画から運営までトータルプロデュースいたします。
昨今の物価高なご時世はイベントの現場にも大きな影響をもたらしており人件費や各種原材料の高騰の影響もありイベントにかかる予算も増大している状況です。こんな時だからこそ費用対効果をしっかり考えてイベント内容の構築が必要となります。何のためにイベントを行うのか?これをきちんと設定しそのために効率よく費用を投下しなければ効果的なイベントは企画できません。
我々イベント企画の現場では、イベントを行う目的となる目標を具体的な数字に 落とし込んだKPI(Key Performance Indicator)を設定し、その具体的な数値目標を達成することに集中することで目標を明確化することが多いです。例えば、「新規ユーザーを獲得する」という目標がある場合、「1万人に商品を実際に体験してもらう」とか、「100万人に商品の広告を見てもらう」などといったKPIを設定して、その数値目標を達成することを具体的なイベント目標としてイベント設計を行うのです。ただ、このKPIの設定によっては費用対効果の低いイベントになってしまうことも在り限られた予算で、効果的なイベントを行うには、どのような施策にはどのくらいの費用が掛かり、効果がどのくらい期待できるのか?といった判断が必要となります。
弊社はイベント制作全体でお客様のサポートを致します。
弊社では、お客様に適切な提案を行い、その実施までお手伝いをしております。
なにかお困りのことがございましたら、是非、映像機器システム社までご相談ください。クライアント様と共に解決策を見つけ出し、良いイベントを実施するお手伝いが 出来れば幸いです。