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【EKS通信2024年4月号】映像機器システム社メールマガジン

平素は大変お世話になっております。映像機器システム社メルマガ配信担当の渡邊です。 天候不順で桜が遅れていましたが、東京では昨日から急に花開いてほぼ見ごろになりました。こんなにも急に開花するものだったかと驚かされます。今週末はお花見ですね。 今回は東京営業所から私渡邊がTMSについてと、大阪本社イベント部門の高橋からホテルでのイベント現場の様子についてになります。最後までお読みいただけると大変うれしいです。お時間のあるときにぜひお願いいたします。
東京営業所の渡邊です。 今日は映画館の上映をつかさどるTMSについてご紹介します。 昨今ではほぼ全ての映画館でデジタルデータを上映サーバーに取り込んで上映する仕組みになっています。ということは新しい作品を上映する際にサーバーにその都度データを取り込む必要があります。これは上映中にはできない作業で、上映が終わってから行います。 映画上映は本編だけでなく、予告編、シネアド(CM)などをつなげてプログラムする必要があります。これをSPL(ショウプレイリスト)といいます。 また、複数のシアターがある映画館では、作品ごとに上映開始を手動で行うことはかなり困難なので、自動で上映させるためにSPLをスケジュール登録しておく必要があります。 これらの作業は映画館でTMSを使って日々行われています。 TMSと各シアターの上映サーバーはLANで接続されており、上映データは一旦TMSの大容量ストレージサーバーに取り込んで置き、上映終了後に各上映サーバーにLAN経由で転送されます。また、SPL作成・スケジュール登録もTMSから一括して行えます。これによりたとえシアター数が10程度あるシネマコンプレックスであっても、日々の上映管理を少人数で行うことができるようになっています。また、スクリーン数が少ないミニシアターなどに導入しても、上映終了後の夜間に映画館に残って上映データ取り込み作業などを行う必要がなくなるので業務効率化の効果は大きいといえます。 最近では上映用データを、インターネット回線を使用して映画館に伝送することも活発化しております。(今まではデータ入りHDDが宅配便で送られてきていた) 映画上映の裏では様々なテクノロジーが使われています。
初めまして、この度メルマガを書かせていただきます、大阪本社の高橋と申します。昨年の4月に入社し早くも一年の月日が経ちました。 始めは慣れなかった業務も今では完璧…とは言えずともスムーズにできるようになったと思います。 さて、私はただいまホテルでの業務が主な仕事になっております。 一般の宴会をはじめ、ホテルで行われるイベント行事の音響・照明の仕込みやばらしに加え、オペレートを行う日々。 その中でも婚礼は私の中で印象に残るイベントになっております。 婚礼のオペレートでは司会者のきっかけや、照明・映像に合わせて曲を再生するCDのたたきをさせていただいております。 好きな曲・サビ出し希望等、新郎新婦様の求める要望に応え最高の披露宴を作るお手伝いをしております。 しん…と静まり返った中での入場曲や、披露宴の最後を締めくくる退場曲の再生は他の場面に比べ張り詰めた緊張感が漂うと同時にうまくできた際には達成感が得られます。 婚礼に限らず、今の時期ですと卒業式や入学式といったハレの日を彩るお手伝いがこのような形でできるのもこの仕事の魅力に感じますね。 この度は、貴重なお時間頂戴いたしました。最後までお読みいただきありがとうございました