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【EKS通信2025年6月号】映像機器システム社メールマガジン

 平素は大変お世話になっております。映像機器システム社メルマガ配信担当の篠原です 。

 先日弊社の倉庫整理を何日もかけて行った際に、自分が入社するよりも前に使われていたフィルム映写機やスピーカー、スクリーンなどがあり、自分が勤めている会社はこういった歴史を積み重ねてきて今があるのだと感じました。

 さて、今月は名古屋営業所の尾崎より35mmフィルム映写機のご紹介、名古屋営業所の山内より入社してから3年間の振り返りと「中小企業省力化投資補助金(カタログ型)」のご案内、東京営業所の篠原よりHDMI分割切替器のご紹介、大阪営業所の米森より大阪営業所のご紹介についての文章となります。お時間のある時にお読みいただけると幸いです。


 名古屋営業所の尾崎です。

 先日、35mmフィルム映写機を使用した上映会のイベント現場に行きました。こちらの上映会は弊社大阪本社で何度も行っている現場で、私も大阪営業所に勤務していた際には上映に携わっていました。

 映画館で使用されるような大型の映写機ではなく、移動上映に適した小型映写機なので全16巻ある180分の映画を2台の映写機で1巻ずつ交互に切り替えて上映しました。それぞれの巻の終わり間際には、スクリーンに映っている画面の右上に映写機を切り替えるタイミングを知らせるチェンジマークと言われる丸印が表示され、それを合図にもう1台の映写機へ切り替えを行います。このマークを見逃して切替のタイミングを間違ってしまうと、前のシーンとの映像や音声の繋がりが大きくズレてしまったり、最悪の場合は画面が切り替わらず各フィルムの最後にある映像や音声ノイズがそのまま流れてしまいます。今回は16巻もあるのでそのチェンジマークを15回見る必要がありました。また、上映をしている間は、チェンジマークの確認以外にも上映されている際に映写機やフィルムに異常が無いか常にチェックをしながら、上映が完了したフィルムは専用の巻取り機で元の状態に戻したり、次のフィルムを映写機に装填したりと常に何らかの作業を行っています。

 今回の上映会にあたって、事前に大阪本社で映写機を組み上げて動作チェックを行っていたこともあり、上映会は無事終了することができました。

 近年はデジタルシネマ機材の取扱いがメインとなっていますが、弊社では現在でもこのようなフィルム映写機を使ったイベント業務やフィルム映写機の点検、フィルム映写機用キセノンランプの販売などを行っております。もしフィルム映写機についてお困りごとなどあれば弊社にお問い合わせください。


 

各種イベント会場で大画面の映像を使った展示・演出が増えています。

映像・音響機器のプロフェッショナル 映像機器システム社が、LEDビジョンのレンタルについてコンサルティングから電気工事、設置・調整までワンストップでお手伝い致します。

●ビジョンサイズ:200インチ

●高精細 2.9ミリピッチ

●屋内・屋外兼用 屋外イベントでもクリアな映像

●専用スタンドを利用、通常およそ3時間で設置が可能

●レンタル価格:1日50万円(税別)~

*2日目からの追加費用10万円/日

*200Vの電源が必要となります。電源工事も弊社にお任せください。

*ご利用場所が東京都以外の場合は別途交通費を申し受けます。


 名古屋営業所の山内です。早いもので入社から3年が経ち、4年目を迎えました。この3年間で多くの劇場様との出会いがあり、現場では貴重な経験を積ませていただきました。

 映画館の上映機器の設置・調整・メンテナンスの仕事は、日々新たな発見と学びの連続です。映像と音響はDCI(Digital Cinema Initiative)の規定に基づきながらも、各劇場様の特徴を活かした調整が求められます。特に最新のデジタルプロジェクターやサウンドシステムは、高度な技術と繊細な調整が必要とされ、常に新しい知識の習得に励んでいます。

 劇場環境は千差万別です。スピーカーの配置、音の反響、座席配置、スクリーンの種類や位置など、それぞれに合わせた細やかな調整が必要です。また、建物の構造や材質によっても音の伝わり方が異なるため、それらを総合的に考慮しながら最適な環境づくりを心がけています。劇場支配人様との密な連携を通じて、お客様により良い映画体験を提供できるよう、日々試行錯誤を重ねています。

 この仕事の醍醐味は、調整後に支配人様から「音がクリアになった」「映像が鮮明になった」といったお言葉をいただけることです。また、お客様からの「映画がより一層楽しめるようになった」という声を耳にすると、この仕事を選んで良かったと実感します。劇場支配人様と共に最適な映像・音響環境を作り上げていく過程で、技術者としての成長だけでなく、人としても大きく成長させていただいています。

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 弊社より、「中小企業省力化投資補助金(カタログ型)」のご案内をさせていただきます。本補助金は、企業規模に応じて上限額が設定されており、対象機材を専用カタログより選定のうえ、ご利用いただける制度となっております。現在、対象となる上映機材と補助金は準備中となります。

▼詳細およびカタログは、下記リンクよりご確認いただけます:

中小企業省力化投資補助金 カタログ型 https://shoryokuka.smrj.go.jp/catalog/

※本内容は現時点でのご案内であり、今後制度内容や条件が変更となる可能性がございます。最新の情報につきましては、弊社営業担当までお問い合わせください。

▼映像や音響でお困りの劇場様、特別なイベントをお考えの方々へ

 弊社の専門技術と、これまでの経験で培ったノウハウを活かし、ご要望に丁寧にお応えいたします。些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。私たちは、より良い映画体験の創造に向けて、全力でサポートさせていただきます。


 東京営業所の篠原です。

 私は主にイベントで使用する機材レンタルを行なっております。最近の機材レンタル依頼ではやはりモニターレンタルのお話が多く、大きいサイズのものから小さいサイズのものまで幅広いサイズのご相談を受けます。映像による訴求が多くの人にとって理解しやすくなじみがあるものであるため、イベントでのモニターは定番となっているのだと思われます。

 そんなイベントではメジャーなモニター展示に一工夫することで普段の展示とは違ったことができる、HDMI分割切替器をご紹介いたします。

 HDMI分割切替器とは複数の入力を1つのモニターへまとめることができる機材です。主に大きいモニターに複数のパソコンの画面を同時に出力したい場合に使用する機材となっております。複数ある出力を1つに絞り、1つの映像を大画面で出すことや複数の画面でも1つの画面を大きくし、他の画面は小さくするといった画面のレイアウトを変更することができ、自由度の高い機材となっております。使われる例としましては展示会でセミナーを行うときは1つの画面を出力し大画面で映像を流し、他の時間では4分割して4つの映像を出力して展示するといった活用がされます。弊社でもレンタルを行なっておりますので、ご興味をお持ちになられましたら、ぜひともご連絡ください。

 弊社では様々なイベントの企画、運営、施工のサポートを行なっております。イベントの来客者の心をつかむ展示や演出をご提案いたしますので、イベントでのお困りごと、ご相談事がございましたら気軽にご連絡ください。


 

 


 平素は大変お世話になっております。大阪営業所の米森です。5月も終わり、いよいよ梅雨のシーズン到来ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 弊社の大阪営業所においての多くのご依頼は、催事・株主総会・展示会などで映像機材、音響機材などをお貸しさせていただいきました。今後も様々な方々に弊社の機材をご活用頂ければと思います。また、弊社ではイベントの機材レンタルの他、映像オペレーター、音響オペレーターなども承っております。「機材レンタルとセットでお願いしたい」とのご要望などもいつでもお気軽にお問合せくださいませ。

 併せて、弊社はレンタルのみならず、機材の販売なども承っております。最近の販売事例としましては、企業様の会議室などでご活用されるものでスクリーン、プロジェクター、音響ミキサー、マイクなどです。機材自体が古くなってそろそろ買い替えなどをご希望、ご検討をされている方がいらっしゃいましたら是非、一度弊社にご相談頂ければと思います。

 また、弊社は電気工事士も在勤しており、配線工事や取付工事なども対応しておりますので弊社からご購入された機材のお取り付け、入れ替え、電気・配線工事等のご相談がございましたら、是非弊社にまとめてお任せ頂ければと思います。

 その他ご要望ございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。


 最後までお読みいただきありがとうございました。