【EKS通信2025年7月号】映像機器システム社メールマガジン

平素は大変お世話になっております。映像機器システム社メルマガ配信担当の篠原です 。
先日「リロ&スティッチ」を視聴してきました。この映画はストーリー構成がアニメ版と少し違いましたが、「オハナは家族。家族はずっとそばにいる。たとえ何があっても」というセリフがある通り、リロたちに家族の絆やスティッチに出会ったことで成長していくリロに感動いたしました。こういった家族の絆というテーマの作品を率先して観てこなかったので、これからは幅広いジャンルを視聴していきたいです。
さて、今月は東京営業所の渡邊よりキセノンランプについて、東京営業所の金子よりイベント企画での予算分配について、千葉営業所の乾より音響調整のご案内、名古屋営業所の荒木より名古屋での活動についての文章となります。お時間のある時にお読みいただけると幸いです。
東京営業所の渡邊です。映画館のプロジェクター光源は徐々にレーザーのものに置き換わっていますが、いまさらながら改めてキセノンランプについて書きます。
ランプには白熱電球、水銀ランプ、蛍光灯など様々な種類がありますが、映画上映用のランプとして用いられているものの大多数はキセノンランプです。高圧水銀ランプを使用しているものも少数あります。
キセノンランプはガラス管の中にキセノンガスを充填し、その中でアーク放電を発生させて光を出すものです。白熱電球のように電線を光らせるのではなく放電により光を発生させます。キセノンガスが高い圧力で封入されており、ガラスに衝撃を与えると破裂する危険性があるため、ランプ交換は危険を伴う作業となっております。顔面や全身を十分に保護した状態で行う必要があります。ランプには寿命があるため、定期的にこの危険作業を行う必要があります。
映写機の光源としてキセノンランプが選ばれている理由は多数あります。
・太陽光に近い波長特性を持っており、演色性が高い
・点光源に近い
・長時間の点灯に適している
などなど。
欠点としては、先に述べたランプ交換が必要なことと、使用する電力量に対する光出力の効率が悪いことなどがあげられ、多くの電力を熱として排出しなければなりません。映写室にこの熱をそのまま出してしまうとサウナのようになってしまいますので、排気ダクトを使用し、熱を強制的に屋外に出しています。レーザー光源のプロジェクターはランプ交換が不要で、キセノンランプより発光効率が高いため、省エネルギーで地球環境にやさしいと言えるでしょう。
現在購入可能な映画館用プロジェクターは、ほとんどがレーザー光源の機種となっています。メーカーによるランププロジェクターの修理対応が2030年くらいには終了するものと予想され、10年後にはほとんどの映画館でレーザー光源の映像をスクリーンで見ることになるでしょう。そのころにはLEDパネルや他の光源技術が普及しているかもしれません。
弊社では、レーザー機種に入れ替えるお手伝いを様々な形で行っています。お気軽にご相談ください。

各種イベント会場で大画面の映像を使った展示・演出が増えています。
映像・音響機器のプロフェッショナル 映像機器システム社が、LEDビジョンのレンタルについてコンサルティングから電気工事、設置・調整までワンストップでお手伝い致します。
●ビジョンサイズ:200インチ
●高精細 2.9ミリピッチ
●屋内・屋外兼用 屋外イベントでもクリアな映像
●専用スタンドを利用、通常およそ3時間で設置が可能
●レンタル価格:1日50万円(税別)~
*2日目からの追加費用10万円/日
*200Vの電源が必要となります。電源工事も弊社にお任せください。
*ご利用場所が東京都以外の場合は別途交通費を申し受けます。
映像機器システム社 東京営業所の金子です。イベントの企画制作を担当しております。弊社の本業であるシネマシステムインテグレータで培ったノウハウと長年イベント業界で経験を積んだイベント専門スタッフが融合することで他社では、対応が難しい形の案件でも企画から運営までトータルプロデュースいたします。
イベントを企画する上で、重要な課題となるのが予算配分です。どのお客様も限られた予算で最大限の効果を得るために苦労なさっております。予算を効果的に使うためには、イベントの目的に合わせどこに予算を集中してどこの予算を節約するのかが重要になります。
よく、「この予算ではLEDは無理だよね!」といったお話を聞くのですが何のためにLEDを使用するのかが重要となります。きれいな映像を大画面で明るく映したいという目的でLEDが必要ならばもちろんそれなりの量が必要となります。しかし、ブースにアイキャッチを作りたい、少し変わった空間演出を行いたいという事でしたら、LEDの高輝度な特性を使った空間演出を行うという事に集中し少ない量のLEDを使用し、予算を節約しながら効果的な空間演出も可能となります。事実、弊社でもシステム材で用意された1コマのブースにLEDパネルを3枚だけ設置して、低価格で実現可能なアイキャッチとして使用した実績もございます。大手服飾ブランドのショップの店頭で、キューブ状LEDを使い動くブランドロゴを映してアイキャッチとしているのをよく見ませんか?なにもLEDパネルは大画面で大きな映像を映すためだけでなく、空間演出として少量を効果的に使うことも可能なのです。限られた予算でもっと効果的なイベントができないか?とお悩みのお客様は是非弊社にお声がけください。
弊社では、お客様に適切な提案を行い、その実施までお手伝いをしております。なにかお困りのことがございましたら、是非、映像機器システム社までご相談ください。クライアント様と共に解決策を見つけ出し、良いイベントを実施するお手伝いが出来れば幸いです。
いつもお世話になっております。千葉営業所の乾です。
早いもので入社して2年ほど経ち、メンテナンスや故障対応、機材設置等様々なことを経験させていただいております。
音響調整を行ってみませんか?
日々上映している状況においてふと、音が小さくなった?セリフが聴きづらくなった?などはないでしょうか、アンプやスピーカーの劣化において、音圧が低くなったり、高音、低音のバランスが崩れてしまったりしているかもしれません。
是非とも一度、音響調整をご検討いただけますと幸いです。また、その他不具合等ございましたらお気軽にお問い合わせください。千葉営業所の乾でした。

平素より大変お世話になっております。名古屋所属の荒木です。6月より大阪から名古屋へ転属となりましたので、改めましてどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、弊社名古屋営業所ですが、これまでは主にシネマ部門を担当しており、東は静岡から西は北九州に至るまで、広大な範囲の映画館で機材のメンテナンスや不具合対応、設置入替工事に従事しておりました。このメルマガも福井への出張中に執筆したものです。
そして、これからの名古屋営業所の事業の柱として、シネマ部門と共にイベント部門にも注力していくこととなりました。現在、名古屋営業所のイベント部門では、液晶ディスプレイ等を中心とした展示会への機材レンタルを積極的にご案内しております。また、弊社では屋内外で設置可能な高精細LEDビジョンもご用意しておりますので、大規模なイベントにも対応可能です。
東京、大阪、そして名古屋の3拠点から、映像音響機材を通して、皆様のイベント開催、展示会出展を支援します。展示会での映像音響機材のレンタルは、是非弊社までご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。