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【メールマガジン】映像機器システム社メルマガ1月分

皆様こんにちは、映像機器システム社メルマガ配信担当佐分利です。

改めまして新年あけましておめでとうございます。
本年も映像機器システム社をご贔屓にどうぞよろしくお願いいたします。
さて、2022年最初のメルマガをお送りいたします。
お時間のある時にぜひお読みください。

今月は、名古屋営業所尾崎、大阪本社島田、千葉営業所大友、弊社代表武仲の4名からのご案内です。

映像機器システム社 名古屋営業所 尾崎です。
明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。

今回は福井コロナシネマワールド様の10番シアターにて実施したDolbyAtmos改修工事をご紹介させて頂きます。
今回の改修工事は弊社よりDolbyAtmos導入のご提案を行い、コロナワールド様として初めてDolbyAtmosを採用して頂きました。
上映機材はバルコ製4kレーザープロジェクターDP4K-23BLPとバルコ製の内蔵サーバーICMP-Xを導入しました。
音響機材はプロセッサー、パワーアンプ、場内スピーカーの全てをドルビー製の製品で統一した構成です。
既存シアターの改修工事となるため、工事期間中はこちらのシアターを休館して頂く必要がありましたが、なるべく休館期間を短くできるよう事前の準備や打合せをキッチリ行うことで約1か月と比較的短期間で工事を完了することができました。
全ての機材設置が完了した後、ドルビー社のエンジニア立会いにて最終的なスピーカー取付位置の確認、調整やDolbyAtmosの音響調整を実施しました。

また、リニューアルオープンのイベントとして岩浪美和音響監督の作品を特集上映として行うため、同氏による作品ごとに最適な音響調整も実施して頂きました。
お客様への引渡しが完了し、リニューアルオープン前日の内覧会、リニューアルオープン日の特集上映イベントを無事終えることができ、お客様より好評いただいております。
今後もお客様に感動して頂けるような提案を行っていきたいと思います。

映像機器システム社 大阪本社 島田です。

墜落制止用器具着用義務化についてお話いたします。
墜落制止用器具…あまり聞き覚えが無い言葉かもしれませんが安全帯と言えばまだ認識される方も多いかと思います。
安全帯はこれまで同ベルト型が一般的でしたが現在6.75m以上の高所作業をする場合、フルハーネス型の墜落制止用器具の着用が義務付けられているいます。
また一部例外ですが5m以内の作業に限り胴ベルト型の安全帯の使用も認められています。
現在まで販売されていた旧規格の安全帯は2022年1月2日から使用できなくなっていますのでご注意ください。弊社シネマ部門もイベント部門も高所作業、設営等することが多々あります。
万が一が起こらないように弊社でも安全帯等の危険防止策を行っています。
高所作業をする作業者様、技術者様一度フルハーネスの導入をお考え下さい。

映像機器システム社 千葉営業所 大友です。

イベントなどでプロジェクタやビデオカメラを使用する機会が多いので、今日はデジタルビデオカメラの仕組みについて少し書かせていただきます。

撮像素子とは?
撮像素子(さつぞうそし)とはデジタルカメラで写真や映像を撮影した時に、画像データを作る大事な部分です。
デジタルカメラの「撮影」とは、レンズから入った被写体の光をデジタル画像に変換して出力する事を指します。
撮像素子は、そのデータ変換を行う部品です。従来のフィルムカメラで言うとフィルムの役割です。
撮像素子は「イメージセンサー」とも呼ばれ、現在のデジタルカメラのほぼ全てに内蔵されています。
撮像素子の性能が撮影画像の良し悪しに直結する重要な部品でもあります。
撮像素子サイズ(「イメージサイズ」「画像センサーサイズ」とも言います)の大きさは、1/4~2/3インチ程度が一般的です。
撮像素子のサイズが大きいほど光を多く集めて色を詳細に表現することが出来、薄暗い中でもきれいに撮影することが可能です。
撮像素子サイズとレンズの大きさで画像の画質が決まる重要な要素です。

走査方式(インターレス・プログレッシブスキャン)
「走査方式」とはデジタルデータを画像としてディスプレイに表示する方法の事です。走査方式には2つのパターンがあります。

・インターレス方式
1枚の画像を横長に細く分割し、奇数段目・偶数段目の2回に分けて転送表示する。動画などの場合は2枚の画像を交互に表示することで、容量を抑えつつ滑らかな動きを表現することが出来ます。
・プログレッシブ(プログレッスブスキャン)方式
分割した部分をまとめて1回で転送表示する。
画像の容量は増えるが、画質もインターレス方式と比較して安定しやすい。
動いている被写体を表示する場合、インターレス方式だとちらつきやにじみが出る事があります。
スポーツのゴール写真など決定的瞬間をブレずに撮影したいなら、プログレッシブ方式の方が向いています。

イメージセンサー(CMOS・CCD)
ここでいうイメージセンサーとは、画像データの出力方法の種類です。
・COMSセンサー
各々のピクセルが独立して電荷の増幅やデジタル変換をする回路を持ち、デジタル信号として出力します。
・CCDセンサー
各々ピクセルの電荷は隣接するピクセルに一斉に転送され、これを繰り返すことでまるでバケツリレーのように順次外部に信号を出力します。
画像の表現力を左右する感度や画質の面でCCDが、信号読み出しの速さと消費電力の少なさではCMOSが優れています。
スマホのインカメラやコンパクトデジタルカメラではCMOSが、デジタル一眼レフカメラなどではCCDが主流となっています。

映像機器システム社 代表取締役 武仲です。

弊社ではスペインのルイスワスマンというスピーカー&アンプを数百台以上販売しています。
LW Speakers professional cinema sound systems. – Home
シネマ用とスタジオ用のスピーカーがすごくいい音を出しています。
特にスペインの国内とイギリスのシネコンにたくさん納入されています。
その中で1974年に設立されたテクニソンという会社はハリウッドの主要スタジオや様々な企業の音響の仕事をしてきました。
2015年にテクニソンはドルビーアトモスサウンド技術を搭載した新しいミキシングルームの設備を建設しました。
そのモニターにルイスワスマンのブランドであるアウレアサウンドを導入しています。
テクニソンのミキシング音響技師であるアルバロは大絶賛しています。

「私のキャリア全体を通じてミキサーの前に1日8時間から12時間張り付いて作業しています。そのため、私の耳はかなりの音響圧力に耐えています。そのためいつも家に帰ると耳鳴りしたままの状態でした。しかし、アウレアに変えた時から、より均一な音響特性により職場を離れた瞬間から通常の耳に戻ります。すっきりとした睡眠に至る心地よさは何物にも代えられません。」

また日本で21インチサブウーハーが購入できるのはルイスワスマンだけです。
重量110kg 寸法1400mm×880mm×590mmとバカでかいダブルのサブウーハーです。
人の可聴域は20hzからですが、このサブウーハーの重低音は24hzから出ます。

日本での設置は現在神奈川県厚木市にある、あつぎのえいがかんkikiだけです。
すごい重低音がすっきり聞こえてくる衝撃を味わっていただければと思います。
全世界では上海センチメントシネマズ・イギリスオデオンオーピントンのドルビーアトモスシネマ・イギリスオデッセイシネマ・イギリスBFIサウスバンク等に導入されています。
ルイスワスマンのスピーカーが映画館に設置されればよりすんなり心地よく、なおかつ作品に入っていけることでしょう。