【EKS通信2023年7月号】映像機器システム社メールマガジン
平素は大変お世話になっております。映像機器システム社メルマガ配信担当佐分利です。
7月になり東京地方では、ひまわりの咲いているニュースが届いています。夏本番が迫ってまいりました。日焼け対策や熱中症予防など十分にして体調を崩さないようにしていきたいですね。
さて今月のメルマガはホームオーディオご商談と施工の話、LEDパネルでの映画上映についてのお話となります。どうぞお時間のある時にお読みいただければ幸いです。
名古屋営業所の山内です。 お客様から新しく建てる自宅で、映画館のような7.1chで映画が楽しめる環境が欲しいというご相談いただきました。実際には片側側面が窓ガラスとなっており、サラウンドのスピーカーを取り付けるのが難しいため、7.1chではなく5.1.2chとなりました。(5.1chのオーディオ構成と天井の2つのスピーカーを加えたオーディオ構成) 今回の施工で最も苦労したのは、スピーカーとインテリアデザインの統一性とお客様がご満足いただけるクオリティの音を両立させることでした。フロントスピーカーのサイズ感や色、埋め込み型か置き型のスピーカーにするのか、天井と天井スピーカーグリルの色の統一など多数の課題がありました。お客様とのご相談を経て、フロントスピーカーはJBL – STAGE A120、JBL – STAGE A125C、JBL – STAGE SUB A100Pの置き型スピーカーで構成、サラウンド、リアサラウンドはJBL – C8IC(天井埋め込み型スピーカー)での構成になりました。JBL – C8ICのスピーカーグリルはメーカーへ色を指定すれば指定した色で塗装するサービスがあり、デザインの統一性を崩すことなく使用できるため、今回採用しました。マルチチャンネルアンプは、高級感のあるデザインと重厚な低音が特徴のDENON – AVR-X2800Hを採用しました。 施工後の試写では、DENON – AVR-X2800Hの特徴である重厚な低音をサブウーハーのJBL – STAGE SUB A100Pが余すことなく伝えており、重低音が効いた迫力のあるホームオーディオとなりました。 最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも興味をお持ちいただけましたら、弊社までぜひお問い合わせください。
東京営業所の渡邊です。 今日は映画館のLED上映について書きます。LEDとは発光ダイオードのことでlight-emitting diodeの頭文字です。パチンコ屋さんとかの屋外看板や、渋谷のスクランブル交差点のビル壁面なんかで派手に動画を映しているあれです。映画といえば黎明期より映写機からスクリーンに映像を投影して見るものと決まっていました。プロジェクターがフィルムからデジタルに変わろうとも、この仕組みは変わらずに来ています。ところが近年スクリーンではなく、自発光するLEDパネルを使った映画館が外国ではちらほら出てきています。この分野では韓国メーカーが進んでおり、SamsungやLGが映画館向け製品をリリースしています。日本ではまだどこにも導入されていません。 LEDにするとなにが良いのかといえば、まず自発光なので高いコントラスト比を実現できそうです。黒をより黒く、つぶれずに表現できると思われます。その気になればすごく明るくできるので、場内照明をつけたままでもはっきり映像が見えるようにもなります。またより細やかな色表現も得意です。プロジェクター不要ですので、映写室などプロジェクターを設置するスペースが不要になり、建築コストを下げることもできるでしょう。解像度は2K、4Kそれぞれ用意できますが、画素のピッチの種類が多くないので、LEDスクリーンの大きさは柔軟に設計できず、ある程度決まった大きさになってしまいます。 悪い面は、今のところ高価であること。プロジェクター+スクリーンの設備と比較すると桁違いに高額です。電気代がかかりそうであること、従来のようにスクリーンの後ろにスピーカーを設置できないことなどがあります。 価格はだんだんと下がってくることは予想されるので、いつか日本でも導入する映画館が現れるものと思います。当社でもどちらのメーカーの取り扱いもできるのですが、いつ設置できるか楽しみにしています。 テレビの方式もブラウン管→液晶→有機ELなど進化していますが、映画館も少しずつ進化していくようです。
名古屋営業所の山内です。 お客様から新しく建てる自宅で、映画館のような7.1chで映画が楽しめる環境が欲しいというご相談いただきました。実際には片側側面が窓ガラスとなっており、サラウンドのスピーカーを取り付けるのが難しいため、7.1chではなく5.1.2chとなりました。(5.1chのオーディオ構成と天井の2つのスピーカーを加えたオーディオ構成) 今回の施工で最も苦労したのは、スピーカーとインテリアデザインの統一性とお客様がご満足いただけるクオリティの音を両立させることでした。フロントスピーカーのサイズ感や色、埋め込み型か置き型のスピーカーにするのか、天井と天井スピーカーグリルの色の統一など多数の課題がありました。お客様とのご相談を経て、フロントスピーカーはJBL – STAGE A120、JBL – STAGE A125C、JBL – STAGE SUB A100Pの置き型スピーカーで構成、サラウンド、リアサラウンドはJBL – C8IC(天井埋め込み型スピーカー)での構成になりました。JBL – C8ICのスピーカーグリルはメーカーへ色を指定すれば指定した色で塗装するサービスがあり、デザインの統一性を崩すことなく使用できるため、今回採用しました。マルチチャンネルアンプは、高級感のあるデザインと重厚な低音が特徴のDENON – AVR-X2800Hを採用しました。 施工後の試写では、DENON – AVR-X2800Hの特徴である重厚な低音をサブウーハーのJBL – STAGE SUB A100Pが余すことなく伝えており、重低音が効いた迫力のあるホームオーディオとなりました。 最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも興味をお持ちいただけましたら、弊社までぜひお問い合わせください。
東京営業所の渡邊です。 今日は映画館のLED上映について書きます。LEDとは発光ダイオードのことでlight-emitting diodeの頭文字です。パチンコ屋さんとかの屋外看板や、渋谷のスクランブル交差点のビル壁面なんかで派手に動画を映しているあれです。映画といえば黎明期より映写機からスクリーンに映像を投影して見るものと決まっていました。プロジェクターがフィルムからデジタルに変わろうとも、この仕組みは変わらずに来ています。ところが近年スクリーンではなく、自発光するLEDパネルを使った映画館が外国ではちらほら出てきています。この分野では韓国メーカーが進んでおり、SamsungやLGが映画館向け製品をリリースしています。日本ではまだどこにも導入されていません。 LEDにするとなにが良いのかといえば、まず自発光なので高いコントラスト比を実現できそうです。黒をより黒く、つぶれずに表現できると思われます。その気になればすごく明るくできるので、場内照明をつけたままでもはっきり映像が見えるようにもなります。またより細やかな色表現も得意です。プロジェクター不要ですので、映写室などプロジェクターを設置するスペースが不要になり、建築コストを下げることもできるでしょう。解像度は2K、4Kそれぞれ用意できますが、画素のピッチの種類が多くないので、LEDスクリーンの大きさは柔軟に設計できず、ある程度決まった大きさになってしまいます。 悪い面は、今のところ高価であること。プロジェクター+スクリーンの設備と比較すると桁違いに高額です。電気代がかかりそうであること、従来のようにスクリーンの後ろにスピーカーを設置できないことなどがあります。 価格はだんだんと下がってくることは予想されるので、いつか日本でも導入する映画館が現れるものと思います。当社でもどちらのメーカーの取り扱いもできるのですが、いつ設置できるか楽しみにしています。 テレビの方式もブラウン管→液晶→有機ELなど進化していますが、映画館も少しずつ進化していくようです。